米軍通信基地の有刺鉄線2015年03月11日 08:18


米軍通信基地@所沢
有刺鉄線の物件2つ目は米軍通信基地です。
これも鉄道と一緒で有刺鉄線があって当たり前の物件でありますね。
3列になってます。重防対象とか言うんでしたっけ。沖縄なんぞで車で走っているとはっきり認識することですが、カーナビでこの内部は灰色にぬりつぶされています。横田基地のように軍人さんや戦闘機が見えたりしないので気づきにくのですが、ここも軍事基地のひとつであることはまちがいないわけで。
もっと別の建物がある場所では3列の有刺鉄線の他にも、電流が流れているのか、センサーが仕込まれているのか、さらに有刺鉄線のあいだに金属製ワイヤーが張られているのも見てとれます。
でもまあ、鉄道の有刺鉄線のところに書いたように、あるのが当たり前すぎて面白くないです。
なんというか、国とか会社とかの大きな意志によって有刺鉄線が張られているんではなくて、個人の思惑によって張られているような物件がいい、ということがはっきりしてきました。自分の内部で。
これって路上観察全般に言えることかもしれませんよね。
ちょっと「何これおもしろいかも」という物件があったとして、それが「これはこういう理由によって存在するのであーる」と説明されてしまうと「あ、そ」と高揚した気持ちが落ちてしまう。「こうなのか、ああなのか」といろいろ妄想をすることが楽しいのですよね。だから、自然によってつくられたものでなくて、人間によってつくられたものがいいわけなのでしょうね。それもできるだけ個人の。


線路内立ち入り禁止の有刺鉄線2015年03月08日 08:52


新所沢駅ちかくの有刺鉄線

有刺鉄線を探そう。そう思って街に出て、最初に見つけたのがこれ。
場所は新所沢駅のちょい南、こちらは西口側になりますが、反対側にも同じものが見えました。
コンクリートの杭の古さや有刺鉄線の錆び具合から見てもわかるように、かなり古いものです。
そこで思い出しました。
自分が小学生のときにうっかり有刺鉄線に突っ込んで痛い思いをしたことがあったのですが、それも線路ぎわにあったものでした。昔はけっこう多かったのね。
今度電車に乗ったときにでもどのくらいこの種類の有刺鉄線が残っているか、意識してみてみようと思います。
というわけでブログ的には「線路の内外を隔てる有刺鉄線」については、今後見つけても記事にしないことにしますね。